どこにでもあるビルを省エネ化する方法を伝授

経費節約と電力契約

電卓と積み木

契約プラン次第で大幅削減

どの企業にとっても事業を展開していくためには人件費や水道光熱費などの経費が発生するものですが、事業の種類によっては経費が経営を圧迫する例も少なくありません。中でも工場や大型店舗などの施設では大量の電力を消費することが避けられないため、電気料金をどのようにして減らしていくかが大きな課題となります。電力に関わるコスト削減の手法には多くの種類が挙げられる中でも、真っ先に着手すべきなのは電力会社と契約プランの見直しです。コスト削減の方法としてはエアコンの設定温度を調節したり、照明器具を消費電力の低いLEDと交換したりする例が多く見られます。ある程度の追加投資を伴う手法では、デマンドコントローラシステムや集中制御システムなどの導入も挙げられます。比較的簡単にできるコスト削減は効果が限定的で、追加投資を必要とする場合は費用対効果が問題となりがちです。その点で電力会社との契約見直しはそれほど費用をかけずにコスト削減が実現され、場合によっては大幅な電気料金節約につながる手法なのです。現時点で一般電気事業者と高圧受電契約を結んでいる企業では、新電力事業者との契約に乗り換えるだけでも基本料金が安くなります。新電力事業者は一般電気事業者よりも安い料金体系を打ち出している例が多く、契約プラン次第では最大限のコスト削減効果を生み出すことも可能です。この契約料金は過去1年間の最大デマンド値に基いて算出されているため、デマンドコントローラの導入と合わせて実施することでコスト削減効果がさらに高まります。自動制御システムや人感センサー・エネルギー管理システムといった高度なコスト削減プランを導入するのは、電力会社と契約プラン見直し後でも可能です。まずは複数の新電力事業者に見積もりを依頼することにより1年間の電気料金がシミュレートされますので、コスト削減効果が最も大きい電力会社が発見できます。